産後の恥骨痛について
産後の恥骨の痛みがあるということでご来院される方がいます。
そのため、予習を兼ねてネットや自己知識を書いてみました。
恥骨とは、骨盤=寛骨の一部です。
男性には分からない痛みですが、治療家の視点からは骨盤の歪みと緩みが原因と思われます。
恥骨結合は左右一対の骨で骨盤の前方下部で線維性軟骨と靭帯で繋がっていますが、妊娠をしていない女性の恥骨結合は、通常3mm程度です。
恥骨結合は、仙骨と同じであまり動かないと言われていますが、妊娠・出産で開閉動作が大きくなるため、だいたい1〜2cmくらい開くそうです。
脳や内分泌系、特にホルモンが関係しますので、頭蓋骨の歪みも関係しますね。
当院では「歪み・緩み」の他に、体液の循環、生体リズムも大事にしています。
恒常生というホメオスタシスを安定させます。
すると本来は誰でも持っている治る力がどんどん高まりますので回復、改善も早まります^^
恒常生(内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のこと。)